自家用車では対応できない人数での旅行や会社の行事などは、車の代わりに公共交通機関を利用するよりも、バスを貸し切った方が予算的にも移動のスムーズさでも上回ることがあります。

しかしいざ貸し切りバスを利用しようとしても、色々な会社がある上に料金にも差があります。

そんな時に利用できるのがバスネゴのサービスで、条件を指定するだけで登録してある会社の中から合ったところがピックアップされます。

レンタカーではなくプロのドライバーが付いているプランなので、依頼する側に免許証や運転技術がなくても問題ありません。

選択できるバスのタイプは5種類あり、最大で60人ほどが乗れる大型バスから最少は13人のミニバスまで用意されています。

まずはその種類と一緒に、利用したい日数と利用する目的、運行する場所を指定しましょう。

そうすると対応できる会社が表示されるので、チェックボックスをつけたところに見積もり作成を依頼していきます。

見積もりができるまでは営業日との関係もありますが、早ければ申し込みをした翌日の午前中には届きます。

そしてその内容で問題なければ、本格的に予約へと進みます。

料金は季節やバスの種類によってある程度の目安はありますが、見積もり依頼時に細かく指定しておくとより具体的な額を知ることができます。

見積もり段階までであれば料金がかからないので、もし希望に合った内容であれば断ることも可能です。

見積もりが届いてからはバスネゴではなくバス会社と直接やりとりをすることになりますが、バスのレンタル料とドライバーの費用、ガソリン代と車内設備が料金に含まれている点はどの会社でも共通です。

そしていずれも前払いが原則です。

また運行上で必要なフェリー代や通行量は、その都度支払う必要があることも注意しておきましょう。

高速バスで価格の安さだけを追求してしまうと、安全面が疎かになってしまう怖れがあります。

最悪の場合には命の問題に繋がりかねないので、その点は注意しなければなりません。

そのためバスネゴでは、法に違反するような会社が登録できないような仕組みです。

運転手が1人の場合は昼間は500km、夜間であれば400kmを最大として、運行時間も原則的に9時間までと決まっています。

もしそれを上回るのであれば、2人以上の交代制にしなければなりません。

もちろんその分料金は追加されることになってしまいますが、安全面を重視している証と捉えられるでしょう。

 

最終更新日 2025年7月7日