⒈闇雲な馬券購入では当たらない
競馬はギャンブルの側面がある一方で、好きな競走馬を勝負度外視で応援したり、競馬場の美しさや施設を楽しむこともできます。
従来よりも明るく清潔なイメージで、女性も気兼ねなく楽しめる娯楽の一つです。
さまざまな楽しみ方があるとはいえ、やはり高額配当の馬券を的中させたいのが偽りのない気持ちでしょう。
いわゆる万馬券を確実に当てる方法は、残念ながらありません。
しかし高配当が期待できる馬券を購入して楽しむ方法、より確率を上げる買い方はあります。
そのコツをつかんでささやかな夢を追うのも楽しいでしょう。
万馬券は当然ですが、勝馬投票券を購入した人たちが1着や2着でゴールする確率が低いと見込んだ馬です。
したがって闇雲に購入してもほぼ当たりません。
そこで暴露王 競馬などを参考に、自分なりの判断基準を持つことが大切です。
他人の評価が低くても、自分なりの基準に照らせば可能性が感じられます。
たとえば血統から判断して、出走馬の父または母が本レースの距離なり競馬場なりで勝った経験があれば、人気がなくても楽しめるでしょう。
前走でG1馬などと好レースを演じたときも期待できます。
過去大きなレースで勝ったものの、直近が振るわない馬で人気がない場合も狙い目です。
こうした馬は実力は証明されていますから、調子が良ければ入賞の可能性が高まります。
⒉高配当を狙う馬券の考え方
馬に着目する視点を変えて、馬券の買い方で高配当を狙う方法があります。
馬券の種類は多彩で、10種類から選べます。
どれでも高配当の可能性はありますが、万馬券を的中させる確率を高めるには買い方を選んだほうが得策です。
複勝は3着までに入る馬を当てるので配当が低いですし、枠連は1着と2着になる馬の枠番号を選ぶため同様に高配当を望むのは難しいでしょう。
最も高配当が期待できるのは、1・2着を着順通りに当てる馬単です。
着順通りの場合、ある程度人気がある馬を購入しても高配当になる傾向があり、以前からある2頭を順不同で予想する賭け方においても、着順を想定している人がほとんどですから抵抗なく買えるでしょう。
3着までを着順に当てる3連単はより高配当ですが、予想頭数が多い分確率は減ります。
着順通りに予想する馬券よりも確率が高まる馬連や3連複も期待が膨らむ種類です。
これらはいずれも着順通りである必要がないので、1・2または3着が入れ替わっても配当を得られます。
人気がある馬と穴馬を組み合わせれば高配当につながるでしょう。
特に3連複ならば予算内で賭けを楽しむ人には最適です。
そもそも万馬券は、100円が1万円になる馬券です。
ですから少ない予算であっても1日中競馬で時間をつぶすことができます。
過去には1000万円を超える配当もあり、思わず夢を買いたくなります。
10頭立てのレースを考えたとき、3連単だと720通りです。
何の根拠もなく購入しても720分の1の確率で当たりますから、手にする金額は異なるものの宝くじよりはよほど高確率だと分かります。
菊花賞の18頭ならば4896通りとなり適当に選ぶと当てるのはかなり難しくなるものの、宝くじと同様に考えて1000万倍を狙うなら、驚くほど確率が低いとはいえません。
では3連複だと出走頭数でどのように確率が変化するかといえば、10頭で120通りで18頭では816通りです。
この数字を見ると、高配当を得られる期待が膨らむことでしょう。
⒊高配当は税金がかかる…
実際にどのくらいの確率で万馬券が出たのか頭数別でみると、15頭立て以上では40%を超えています。
このデータからも3連複が、少ない予算で高配当を望むにはもってこいだと分かります。
万馬券についてあまり知られていない知識を紹介しましょう。
実は一定の手続きを踏めば、的中証明書が発行されるのです。
それが何の役に立つのかの疑問に対しては、あくまでも証明でしかありません。
しかも証書で郵送してくれるわけではなく、インターネットの画面上で見ることができるサービスです。
1万・10万・100万ではそれぞれデザインが異なり金額が大きくなるにつれて豪華に変化します。
その他の知識として高額配当が当たった場合に税金が掛かるのか迷う人もいるでしょう。
宝くじは非課税ですが、馬券は所得税の一時所得とみなされ税が課されます。
気になる金額ですが、一年間に受け取った払戻し金額から馬券購入費を控除した額が50万円を超えるときに、その半額が課税対象です。
非課税と誤解している人や対象金額がわずかだからと高を括っていると、後で面倒な状況になりかねませんから注意が必要です。
馬券で高額配当を狙うのはロマンですが、のめり込み過ぎには要注意です。
ギャンブルはお金に対する感覚が麻痺しがちで、高額配当ばかりを目指す人がいます。
大切なのは予算を決めて楽しむことです。
生活を台無しにしては元も子もありません。
その上で馬の特性や競馬場のデータなどを自分なりに分析し、上手に馬券の種類を選択すれば、わずかな金額が思いがけず高配当に変わることも夢ではありません。
最終更新日 2025年7月7日