介護は誰にも訪れる身近な問題です

高齢になってからも、いつまでも自分の事は自分で出来るような元気な状態でいてくれればいいですが、必ずしも元気な状態で歳を重ねていけるわけではありません。

誰かの助けがなければ生活が出来ないようになったり、介護が必要な状態になれば、家族への負担は大きくなるばかりです。

家族への負担が大きければ、介護が原因で仕事を辞めなくてはならない場合もありますし、過労で倒れてしまう事もあります。

あまりにも家族への負担が大きすぎるのであれば、介護施設に入ってもらった方が、家族の為にも本人の為にもなります。


写真/https://si-academy.jp/kaigofukushi_index/ninteikaigohukushishi/より

家で介護をする場合、介護初心者が行う事になりますので体への負担は大きいですし、介護される側としても、家族に対しては甘えが出ますので、無理難題を言ってくる場合もあります。

家族の関係を壊さない為にも、介護が必要になった時には、介護施設への入所は視野に入れて考えたほうがいい問題になります。

入居させる前に必ず見学をしておくこと

介護施設への入所を考える場合、安心してお任せできる施設でなくてはなりませんので、必ず事前に見学をしておかなくてはなりません。

入れればどこでもいいというわけではなく、快適に暮らせる環境を提供してもらえなければ、安心してお願いできなくなります。

詳細は「介護施設土地活用をお考えの方へ」も参照

見学に行く際には、スタッフの質を見ておかなくてはなりません。

スタッフの数が少なくて、いつもピリピリしているような状態であれば、必要な介護をしてもらえなくなります。

介護をされる側からしてみても、スタッフがイライラしていると、いつ怒られるのかとびくびくしなくてはなりませんので辛いでしょう。

忙しい時でも、どれだけ丁寧に仕事をしてくれるのか、どれだけ入所者の事を考えてくれるかを見ていくといいでしょう。

どんな人が入所しているかも大切

個室が完備されている施設だったとしても、食事の際には食堂に集まって食事をするような施設もあります。

食事は入所者にとって楽しみの一つになりますので、この時間をどのように過ごせるかをみておきましょう。

入所者の中に、問題をよく起こすような人がいた場合、入所者間でトラブルになる事もあります。

度々トラブルになるようではいけませんので、どんな人が入所しているかも大切です。

万が一トラブルが起きた場合でも、うまく解決をしてくれるような施設であればいいですが、入所者間のトラブルに関与しないような施設では心配です。

安心してお願いできる施設なのかをしっかりと見極められてから、入所を検討していくようにしましょう。

最終更新日 2025年7月7日